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Channel: 隠密麺喰い師の備忘録
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隠れそばシリーズ:幕別町札内「和カフェ HANA 」

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和カフェ HANA 、クリックでオリジナルサイズ

 札内中央公園脇に隠れ家風の「和カフェ HANA」がひっそりと佇んでいる。去年の3月のオープンだが、アクセス道路ではない人通りの少ない裏通りに面しているので、存在はほとんど知られていないようだ。シンプルで無機質な建物の前に何となく違和感のあるそばの幟が立っている。

■場所:幕別町札内中央町523-21
■営業時間:11時~19時
■定休日:火曜・祝日
■駐車場:有り(店の向かい側)

入口、クリックでオリジナルサイズ

 ポーチの左側が入り口になっている。入るのにいささか躊躇する扉。
階段、クリックでオリジナルサイズ 1階、クリックでオリジナルサイズ

 1階はレストルームになっている。エレベータを設置して足腰の不自由な客にも対応しているのが凄い。

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 2階に上がると女性店主が出迎えてくれる。テーブル2卓とカウンター6席を配置。客席に灰皿は置いていない。

公園、クリックでオリジナルサイズ

 ガラス窓から札内中央公園が俯瞰できる。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 デザート・飲み物・そば・パンメニューがある。
●注文:鶏ごぼうそば(730円)
鶏ごぼうそば、クリックでオリジナルサイズ

 鶏肉・牛蒡・長ねぎの入った鶏ごぼうそば、薬味のねぎ・天かすが付く。
麺、クリックでオリジナルサイズ 汁、クリックでオリジナルサイズ

 淡褐色を帯びたそばは並太からやや太めに手切りしている。粗挽き風の粒子で星が浮いて見える。店主に尋ねると、店主の母親が士幌に行ってそば粉を買い付け、手打ちしてるという。士幌というと大西製粉が思い浮かんだが、やはり大西製粉の石臼挽き粉であった。産地は音更産か士幌産であろう。母親はサークルでそば打ちのレクチャーを受けたが、ほとんど独学で習得してきたようだ。麺は恐らく二八で打っていると思われ、噛み心地と喉越しのバランスが良い。汁はシンプルであっさりしている。汁にこくと深みがあればプロのそば屋に近づくと思われる。
(平成26年9月18日探訪)

隠れそばシリーズ:帯広市「そば処 孔雀庵」 続篇☆ゴボウ天ざるを喰う

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そば処 孔雀庵、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ  

 西11条通りに立つそばの幟を探しながら久しぶりに再訪。去年から10割手打ちそばになった。敷地内の駐車スペースは止め方に躊躇するが、店前の道には路駐禁止の標識はない。

・参考記事
隠れそばシリーズ:帯広市「そば処 孔雀庵」

■場所:帯広市西11条南11丁目2
■営業時間:11時~14時、17時~21時
■定休日:木曜
■駐車場:有り(数台)
店内、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 座卓の置いた店内。店内喫煙可。料金はすべて税込価格。
●注文:ゴボウ天ざる(822円)
ゴボウ天ざる、クリックでオリジナルサイズ

 ざるそば、ゴボウ天、お稲荷、漬物、盛り切りのつけ汁、薬味のねぎ・わさび、そば湯が付く。

ざるそば、クリックでオリジナルサイズ ざるそぱ、クリックでオリジナルサイズ

 十勝産のそば粉で打った繋ぎなしの10割手打ちそば。水廻しのせいか、茹でたときに千切れた短いそばもご愛嬌。極太麺のもぐもぐした田舎風そばは食べ応え充分。つけ汁はたっぷり浸けて丁度いい位。

ゴボウ天、クリックでオリジナルサイズ

 スティック状の極太のゴボウ天もなかなかのボリューム。ゴボウ天ざるでお腹いっぱい也。食後にインスタントコーヒーをゴチになる。
(平成26年9月27日再訪)

隠れラーメンシリーズ:池田町高島「しなだ食堂」

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高島駅跡、クリックでオリジナルサイズ

 池田市街から道道237号を高島方面に向かう。信号交差点数百メートル手前で右折して高島駅跡に立ち寄る。ヤマモミジの老木付近に駅名標が見える。この駅名標は駅舎が壊された後で立てられたようだ。
高島駅跡、クリックでオリジナルサイズ 高島駅跡、クリックでオリジナルサイズ

 平成元年にJR池北線が廃止され、同年第3セクターのちほく高原鉄道ふるさと銀河線が開業。平成18年(2006)年4月、ふるさと銀河線が廃止。駅舎はすでに取り壊されて存在していない。線路の一部が残っている。高島易段創始者の高島嘉右衛門がこの地で高島農場を開設し駅名になった。
しなだ食堂、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ
 国道242号のバイパスが出来てから高島集落を通る車は激減したようだ。信号交差点付近に、縄のれんに「しなだ」と描かれた食堂がある。入口に防護壁のような衝立があるが風除けとのこと。「しなだストア」創業者が昭和50年(1975)に「しなだ食堂」を開業。翌年、開店時から切り盛りしていた店主が店を継いでいる。

■場所:池田町高島37
■営業時間:11時~19時
■定休日:日曜
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ
 ノスタルジックな店内に、テーブル、小上がりを配置。奥のほうに座敷があるようだ。客席に灰皿は置いていないが用意はある。
 
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 麺類のほか食堂メニューが充実。
●注文:正油ラーメン(630円)
正油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

昔ながらのあっさりした正油ラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中太麺(西山製麺)
具:チャーシュー小2枚、メンマ、わかめ、刻みねぎ
スープ:とんこつ風味のあっさり味
寸評:あっさりした中にも懐かしい味わいのラーメン。高島小学校の全生徒数は最盛期には数百人もいたが、店主の話では現在は20人いるかどうかという。高島地区は65歳以上の高齢者が50%を超える限界集落で、10年後に当店もやっているのか気がかりになる。
(平成26年8月23日再訪)

休業・廃業店舗のお知らせ

池田町「麺屋 北物語」

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麺屋 北物語、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 8月12日、寶龍池田店跡に「麺屋北物語」がオープンした。もともとこの店舗は、寳龍チェーンの百番利別店として運営していたが、2代目店長のおばさんが仕事中に怪我をして平成23年(2011)夏に閉店。平成24年1月に寶龍池田店が出店するも今年3月に閉店した。「麺屋北物語」を経営するのは6月に閉店したレストラン民宿「北物語」の橘さんで、百番店長だったおばさんも復帰している。

●参考記事
十勝毎日新聞(8月19日記事)

■場所:池田町利別西町23
■営業時間:11時~19時
■定休日:火曜
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 客席はカウンター・小上がりを配置。客席に灰皿は置いていない。今のところ、メニューは絞っている。
 
●注文:味噌ラーメン(700円)
味噌ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 札幌ラーメン系のオーソドックスな味噌ラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中太麺(まるは製麺所)
具:チャーシュー小1枚、メンマ、わかめ、刻みねぎ
スープ:豚骨・鶏がら・鰹節など。見ためは油が浮いているが、飲み口はあっさり。
寸評:スープの取り方は百番時代と変わらないようだが、タレは本部直送の百番時代とは違って自家製のようだ。麺も恵庭のまるは製麺所に変わっているのが面白い。
(平成26年8月23日探訪)

上川町層雲峡「ラーメンハウス登山軒」

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ラーメンハウス登山軒、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 プロムナード・商店街の公共駐車場からほど近い「ラーメンハウス登山軒」。昭和5年に観光客や登山者のために開業した食堂が前身。熊ッ子チェーンの加盟店になっているのだが、熊ッ子チェーンお馴染みの熊のロゴマークもなければ暖簾にもチェーン名がない。壁の看板に小さく熊ッ子チェーンと表記してある程度。4代目にあたる店長は、旭川ラーメン村で姉妹店「なきうさぎ」を切り盛りしていたこともある。冬季はニセコひらふにある支店の「旭川ラーメン登山軒」に従業員揃って移動するそうだ。

■場所:上川町層雲峡
■営業期間:5月~10月
■営業時間:10時~22時
■定休日:期間中無休
■駐車場:公共駐車場(無料)
店内、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 木のぬくもりを感じさせる店内に、カウンター3席、テーブル6卓を配置。客席に灰皿は置いていない。ラーメン以外にも、一品物、ご飯物が充実している。
●注文:正油ラーメン(730円)
正油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 旭川ラーメン系のオーソドックスな正油ラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中細麺(熊ッ子チェーン製麺工場)
具:チャーシュー大1枚、メンマ、刻みねぎ
スープ:豚骨、魚だしなど。油脂が広がっているが飲み口はあっさりしている。
寸評:どんぶりも熊ッ子チェーン専用の器ではない。うっすらと油が浮いていた中からほのかな豚骨と煮干のまろやかな風味が香る。あっさりした中にもこくのある一品。
(平成26年8月29日再訪)

隠れそばシリーズ:北見市端野町「そば切り 更來(さらい)」

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そば切り 更來、クリックでオリジナルサイズ

 北見市端野町にそば屋が出来たという情報を得て国道39号を美幌方面に走行。ホクレンSSのところで左折する。
そば切り 更來、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 「そば処 山せい」跡に、「そば切り 更來(さらい)」がオープンしたのは平成25年10月25日。建物の横に数台分の駐車スペースがある。

■場所:北見市端野町3区485番地3
■営業時間:[火曜~金曜]11時~15時(LO14時30分)、[土・日・祝]11時~16時(LO15時30分)
■定休日:月曜・第3火曜(月曜が祝日の場合翌日休み)
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ
 玄関で靴を脱いで入る。右手に座卓2台、左手にカウンター6席と座卓2台を配置。女性2人と男性1人の3人で切り盛りしている。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 そばは【美】、【黒】、【更】から選べる 。【美】は、美幌産の丸抜き石臼挽き粉を取り寄せ、基本は九一で打つ(粉の状態で繋ぎを変えている)。【黒】はそば殻を挽き込んだ道産そば粉で打った黒っぽい太打ち十割そば。【更】は外国産(?)更科そば粉で打った更科そば。
●注文:ざる黒(820円)
ざる黒、クリックでオリジナルサイズ

 十割田舎そば、薬味の海苔、わさび・ねぎ、割り出汁、そば徳利、そば湯が付く。 
ざるそば黒、クリックでオリジナルサイズ ざるそば黒、クリックでオリジナルサイズ

灰褐色を帯びたそばは極太に手切りしている。黒のそば粉は殻を挽きこんでいるとあるが、見た目はさほど黒っぽくもない。そば殻は篩で取り除いているとしても、どちらかというと甘皮を多めに挽きこんだような色合いである。ざらざらした食感はなく、もぐもぐした田舎そばを堪能できる。鰹だし風味のつけ汁は辛めに仕上げている。ほとんどの客は辛めのつけ汁が苦手らしく、割り出汁をたっぷり注ぐというから面白い。

そばクッキーとそば茶、クリックでオリジナルサイズ

 食後に、そばクッキーとそば茶が出てくる。
(平成26年8月30日探訪)

帯広市「十勝らーめん 木の葉」(移転オープン)

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十勝らーめん 木の葉、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

今年6月6日、アルムシステムグループの「麺屋木之葉」が知らぬ間に移転オープンしていた。場所は旧店舗から約100m西寄り、同グループの「タピオカ カフェココナ」の隣に新店舗が建てられた。店名が「木乃葉」から平仮名の「木の葉」に正式に変更している(一部、旧店時代の飾り物が残っているが)。

・参考記事
帯広市「麺屋 木之葉(konoha)」

■場所:帯広市清流西2丁目19番
■営業時間:11時~15時、17時~20時30分(LO20時)
■定休日:年中無休
■駐車場:有り
渋谷醸造味噌樽、クリックでオリジナルサイズ 十勝本別大豆使用、クリックでオリジナルサイズ
 風除室に入ると、本別・渋谷醸造謹製と書かれた味噌樽が置かれ、十勝本別大豆使用を大きくアピールしている。
食券機、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 食券機で食券を購入する。合わせ味噌、黒味噌、白味噌など、「麺屋木之葉」の秘伝油そばから味噌シフトに大幅に変更しているのが窺える。

店内、クリックでオリジナルサイズ

 割と広めの店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。客席に灰皿は置いていない。
●注文:合わせ味噌らーめん(690円)
合わせ味噌らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 赤味噌・白味噌・十勝産味噌(渋谷醸造)の3種をブレンドした濃厚な合わせ味噌らーめんを喰う。ドロ系スープ。希望で割り下も用意。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:太めの縮れ麺(札幌製麺)
具:チャーシュー小1枚、煮玉子、海苔、メンマ、キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、人参。
スープ:豚骨・鶏がらベース。赤味噌・白味噌・十勝産味噌(渋谷醸造)の3種をブレンド。濃厚なドロ系。
寸評:店長は同じだが、あっさり系のスープから大幅に変化している。帯広では珍しい圧力釜を導入し、どろどろしたドロ系スープになっている。さらに3種の味噌をブレンドし、高粘度の濃厚さでバランスの良い味に仕上がっている。おそらくトレンドに敏感な隠れたプロデューサーがいるのだろう。野菜もたっぷり入っていて、自分の好きなキャベツが入っているのがポイントが高い。変身した「木の葉」は注目株。
(平成26年9月5日探訪)
●注文:黒味噌らーめん(790円)
黒味噌らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 キレイマメを熟成させた渋谷醸造黒味噌使用の黒味噌ラーメンを喰う。濃厚なドロ系。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:太めの縮れ麺(札幌製麺)
具:チャーシュー小1枚、煮玉子、海苔、メンマ、キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、人参。
スープ:豚骨・鶏がらベース。渋谷醸造黒味噌使用。濃厚なドロ系。
寸評:黒味噌ラーメンは初めてお目にかかる。黒豆の表皮がそのままスープの色に表れている。ほのかな甘いドロ系のスープに麺がよく絡む。黒味噌を使用した味噌ラーメンは当に十勝ラーメンに相応しい。
(平成26年9月7日再訪)
●注文:十勝醤油らーめん(690円)
十勝醤油らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 本別・渋谷醸造の醤油を使用した十勝醤油らーめんを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:太めの縮れ麺(札幌製麺)
具:チャーシュー小1枚、海苔、メンマ、白髪ねぎ
スープ:豚骨・鶏がらベース、濃厚なこっさり系
寸評:味噌味と違って、スープはどろどろしていない。油の浮いたこってりした味わいだが、渋谷醸造の旨みのある醤油が馴染んでこくとキレのあるスープに仕上がっている。チャーシューも柔くて美味である。スープと麺とのバランスも絶妙なり。メーカーでは極太麺なっているが、18番手(1.67mm)なので一般的には中太麺と思われる。
(平成26年9月9日、9月20日再訪)

隠れそばシリーズ:幕別町札内「和カフェ HANA 」

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和カフェ HANA 、クリックでオリジナルサイズ

 札内中央公園脇に隠れ家風の「和カフェ HANA」がひっそりと佇んでいる。去年の3月のオープンだが、アクセス道路ではない人通りの少ない裏通りに面しているので、存在はほとんど知られていないようだ。シンプルで無機質な建物の前に何となく違和感のあるそばの幟が立っている。

■場所:幕別町札内中央町523-21
■営業時間:11時~19時
■定休日:火曜・祝日
■駐車場:有り(店の向かい側)

入口、クリックでオリジナルサイズ

 ポーチの左側が入り口になっている。入るのにいささか躊躇する扉。
階段、クリックでオリジナルサイズ 1階、クリックでオリジナルサイズ

 1階はレストルームになっている。エレベータを設置して足腰の不自由な客にも対応しているのが凄い。

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 2階に上がると女性店主が出迎えてくれる。テーブル2卓とカウンター6席を配置。客席に灰皿は置いていない。

公園、クリックでオリジナルサイズ

 ガラス窓から札内中央公園が俯瞰できる。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 デザート・飲み物・そば・パンメニューがある。
●注文:鶏ごぼうそば(730円)
鶏ごぼうそば、クリックでオリジナルサイズ

 鶏肉・牛蒡・長ねぎの入った鶏ごぼうそば、薬味のねぎ・天かすが付く。
麺、クリックでオリジナルサイズ 汁、クリックでオリジナルサイズ

 淡褐色を帯びたそばは並太からやや太めに手切りしている。粗挽き風の粒子で星が浮いて見える。店主に尋ねると、店主の母親が士幌に行ってそば粉を買い付け、手打ちしてるという。士幌というと大西製粉が思い浮かんだが、やはり大西製粉の石臼挽き粉であった。産地は音更産か士幌産であろう。母親はサークルでそば打ちのレクチャーを受けたが、ほとんど独学で習得してきたようだ。麺は恐らく二八で打っていると思われ、噛み心地と喉越しのバランスが良い。汁はシンプルであっさりしている。汁にこくと深みがあればプロのそば屋に近づくと思われる。
(平成26年9月18日探訪)

隠れそばシリーズ:帯広市「そば処 孔雀庵」 続篇☆ゴボウ天ざるを喰う

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そば処 孔雀庵、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ  

 西11条通りに立つそばの幟を探しながら久しぶりに再訪。去年から10割手打ちそばになった。敷地内の駐車スペースは止め方に躊躇するが、店前の道には駐車禁止の標識はない。

・参考記事
隠れそばシリーズ:帯広市「そば処 孔雀庵」

■場所:帯広市西11条南11丁目2
■営業時間:11時~14時、17時~21時
■定休日:木曜
■駐車場:有り(数台)
店内、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 座卓の置いた店内。店内喫煙可。料金はすべて税込価格。
●注文:ゴボウ天ざる(822円)
ゴボウ天ざる、クリックでオリジナルサイズ

 ざるそば、ゴボウ天、お稲荷、漬物、盛り切りのつけ汁、薬味のねぎ・わさび、そば湯が付く。

ざるそば、クリックでオリジナルサイズ ざるそぱ、クリックでオリジナルサイズ

 十勝産のそば粉で打った繋ぎなしの10割手打ちそば。水廻しのせいか、茹でたときに千切れた短いそばもご愛嬌。極太麺のもぐもぐした田舎風そばは食べ応え充分。つけ汁はたっぷり浸けて丁度いい位。

ゴボウ天、クリックでオリジナルサイズ

 スティック状の極太のゴボウ天もなかなかのボリューム。ゴボウ天ざるでお腹いっぱい也。食後にインスタントコーヒーをゴチになる。
(平成26年9月27日再訪)

昭和レトロシリーズ:帯広市「樹貴林」

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樹貴林、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 西6条通りを帯広消防署から北に約150m走行すると、黄色いテント看板の「樹貴林」が見える。この辺りは交通量は少ないが、なぜか駐禁の標識が立っている。専用駐車場がないので少し先の空き地に車を止める(短時間であれば店の前でも支障はないらしいが)。「樹貴林」は大衆食堂として昭和55年(1980)に開業し、来年で35周年を迎えるという。店名は御上さんの名前の1文字と樹林を組み合わせたもの。
 
■場所:帯広市西6条南4丁目12-5
■営業時間:11時~20時
■定休日:日曜、祝日、第2土曜
■駐車場:なし

店内、クリックでオリジナルサイズ 浜口庫之助と女将さん、クリックでオリジナルサイズ

 昭和の息吹を感じさせる店内に、カウンター・テーブルを配置。店内喫煙可。作曲家の浜口庫之助(故人)と御上さん(若い時)の写真が飾っている。出前先で撮ったようだ。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 ラーメン他、食堂メニューもある。ねぎラーメンがなんと280円(外税)。
 
●注文:醤油ラーメン(450円税別)
醤油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 あっさりした昔風の醤油ラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(梅田商事製麺部)
具:チャーシュー小1枚、メンマ、ゆで卵、海苔、ほうれん草、ナルト、刻みねぎ
スープ:豚足、鶏がら、煮干など、清湯系のあっさり醤油味。
寸評:ラード未使用でさっぱり味。こってり好きの客人には物足りないかもしれないが、常食するにはうってつけだろう。具がバラエティに富み、これで450円(税別)とはかなりリーズナブルである。
(平成26年10月9日再訪)

長万部町「ラーメンとカレーの店 こだわり」

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こだわり、クリックでオリジナルサイズ キューピー、クリックでオリジナルサイズ

 高速道路を乗り継いで約5時間かけて長万部市街に着く。本町通りから郵便局に向かう手前に大きな建物の「ラーメンとカレーの店 こだわり」がある。入口の椅子にキューピーが置かれ、「春夏冬中」と書かれた板は、“秋ない(商い)中”ということらしい。現在は、夜営業は止めて昼のみの営業なので、遠方からだと早朝に出発するか、宿泊しないと空振りになる可能性もある。

■場所:長万部町 字長万部76番地
■営業時間:11時~14時
■定休日:土曜
■駐車場:有り(交差点角)

こだわり、クリックでオリジナルサイズ
↑平成16年5月12日撮

 10年前に訪問した時の看板。現在は白地の看板に替わっている。
店内、クリックでオリジナルサイズ フィギュア、クリックでオリジナルサイズ

 ラーメン屋にしては不釣合いな店内。かつては、料理屋か食事処だったのだろう。カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。店主が収集したこだわりのフィギュアが展示されている。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 ラーメンとカレーの2本立て。昆布入りのこだわり特性麺が一押しとある。
●注文:?碵油ラーメン(600円)
醤油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 半ライスが付いてくる。

醤油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 焼きあご出汁と自家製麺にこだわった?碵油ラーメンを喰う。

麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ細麺(自家製麺)
具:チャーシュー中1枚、ワカメ、メンマ、刻みねぎ
スープ:道内産地鶏・豚骨ベースに焼きあごの和風だし、あっさり味。
寸評:芳醇で奥行きのあるあっさりしたスープと自家製麺がよくマッチしている。駆け足温泉旅に無理に組み込んだが、充分に堪能できた。
(平成26年10月10日再訪)

秘境そば&うどんシリーズ:日高町字旭町「つる膳」

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看板、クリックでオリジナルサイズ

 国道235号で日高門別市街から浦河方面に向かって走行中、つる膳と描かれた黄色い看板を発見(手前のわき道にも看板があるようだが、見過ごしたかも)。左折して道なりに進んでいく。

牧場、クリックでオリジナルサイズ

 牧場風景が広がり、馬が草を食んでいる。

つる膳、クリックでオリジナルサイズ

 看板から約1.5kmで「つる膳」に到着。向かいに牧舎がある。

つる膳、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 店の前で、農産物を陳列販売している。店は去年の夏にオープンしたそうだ。女性店主、釜場の男性が
「手打ちそば道場・ゆめぜん」で修業し開業している。3年前に食した白老の「民家むぎぜん」も同系だ。

■場所:日高町字旭町5-96
■営業時間:11時~19時
■定休日:水曜、第2木曜
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ
 玄関でスリッパに履き替える。民家を改装した店内にカウンター・テーブル席・座卓を配置。客席に灰皿は置いていない。
窓外、クリックでオリジナルサイズ 薀蓄、クリックでオリジナルサイズ
 窓外に牧場の景色が見て取れる。壁に沼田産そばと書かれた掲示。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 ハーフサイズもあるので、うどん・そばの2種を愉しめる。
●注文:天ざるうどん・そばセット(千円)
天ざるうどん(半分)・そば(半分)セット、クリックでオリジナルサイズ

 皿に盛られたハーフ&ハーフの冷たいうどん・そば、天ぷら(エビ、大葉、かぼちゃ、ちくわ、舞茸)、
塩おにぎり・漬物、薬味(大根おろし、ワサビ、ねぎ、ミョウガ)、つゆ入れが付く。
うどん・そば、クリックでオリジナルサイズ 天ぷら、クリックでオリジナルサイズ

 そばは沼田産石臼挽き粉を使用している。淡褐色を帯びたやや太めのそばは二八で打っていると思われる。艶のあるうどんはオーストラリア産と国産のブレンドらしい。
そば、クリックでオリジナルサイズ うどん、クリックでオリジナルサイズ
 つけ汁はほのかな甘みのある風味。そばとうどんのハーフ&ハーフは両方を愉しむにはもってこいのメニューである。

(平成26年10月12日探訪) 

秘境そばシリーズ:日高町豊郷「そばっ子屋」

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そばっ子屋、クリックでオリジナルサイズ

「つる膳」に行った帰りに立ち寄る。国道235号で浦河方面に向かって波恵川に架かる橋から約100m走行すると、左手の草原の中に「そばっ子屋」が佇んでいる。
そばっ子屋、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 店主は日高町厚賀で40年間に渡って和菓子屋を営んでいたが、60歳を過ぎてから独学でそば打ちを習得し、平成11年(1999)にそば屋に転業。店舗、水車小屋も店主の手造りによる。

・参考資料
「北のそば こだわり100店」(渡辺克己著、北海道新聞社)
北海道新聞・グルメ

■場所:日高町豊郷32の1
■営業時間:11時~14時
■定休日:不定休
■駐車場:有り
水車小屋、クリックでオリジナルサイズ 石臼、クリックでオリジナルサイズ
 店主の手による水車小屋。小屋の中では自作の石臼が廻っている。営業の合間に玄そばを石臼に投入する店主。

店内、クリックでオリジナルサイズ

 木のぬくもりのする店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 筆で書かれたメニュー表。もりそば450円は安い。
●注文:ざるそば(500円)
羊羹、クリックでオリジナルサイズ

 食前に羊羹が出てくる。流石に元和菓子屋さん。

ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 円いせいろに盛られたざるそば、薬味(ねぎ・わさび・大根おろし)、おかず(ピーマン炒め)、そば徳利、そば湯が付く。
ざるそば、クリックでオリジナルサイズ ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 淡褐色を帯びたやや太めのそばに星が浮いて見える。昔はそばを自家栽培していたが、現在は道産(幌加内)の玄そばを仕入れている。殻ごと挽いた挽きぐるみを篩にかけたそば粉とつなぎの比率が10対2の外2の手打ち。ぷりぷりとした滑らかな食感で喉越が良い。つけ汁は鰹だし風味のまろやかな仕上がり。これで500円とはリーズナブルである。
(平成26年10月12日探訪)

鹿追町「食事処すぽっと」

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食事処すぽっと、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 鹿追市街の国道沿いにある「食事処すぽっと」。建物の左側に鹿のイラストが描かれている。いつのまにか、外壁が白からペールオレンジ色に変わっていた。平成9年(1997)創業。

■場所:鹿追町栄町1-14
■営業時間:11時~17時(OS16時30分)
■定休日:第2日曜(祝日は営業)
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ
 広々した店内に、カウンター・テーブル・座敷を配置。カウンターは喫茶店風。店内喫煙可。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 定食・カレー・丼物・そばなど。
●注文:すぽっと特製ラーメン(700円)
すぽっと特製ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 そばつゆをベースにした和風だしの特製ラーメンを喰う。

麺、クリックでオリジナルサイズ 豚肉、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ細麺(菊水)
具:豚肉、麩、玉ねぎ、刻みねぎ、ガーリック
スープ:鰹・昆布だしのそばつゆに具を炒めたオリーブオイルが入る
寸評:前回訪問(2003/9/8)した時はメニューにラーメンがなく、ごぼう天そばを食している。特製ラーメンは甘めのそば汁ベースだが、意外とラーメンの麺と合う。
(平成26年10月29日再訪)

休業・廃業店舗のお知らせ

幕別町「十勝ラーメン 木の葉 幕別店」

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十勝ラーメン木の葉 幕別店、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 「十勝らーめん木の葉」が管内2店目となる幕別店が国道38号と十勝川温泉方面の交差点近くに出店した。当分の間、月曜が定休日になっている。帯広の店は(帯広)清流店と呼称するようだ。

・参考記事
帯広市「十勝らーめん 木の葉 清流店」(移転オープン)

■場所:幕別町千住148-11
■営業時間:11時~15時、17時~20時30分(LO20時)
■定休日:月曜定休(当面の間)
■駐車場:有り
十勝本別大豆使用、クリックでオリジナルサイズ 渋谷醸造味噌樽、クリックでオリジナルサイズ
 開店何日間は、風除室に開店祝いの花が飾ってあった。本別渋谷醸造味噌樽が置いてある。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 食券機で食券を購入。店舗の壁面にもメニュー表が貼ってある。

店内、クリックでオリジナルサイズ

 帯広清流店と同じような造りで、カウンター・テーブル・小上がりを配置。客席に灰皿は置いていない。
●注文:合わせ味噌らーめん(690円)
合わせ味噌らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 赤味噌・白味噌・十勝産味噌(渋谷醸造)の3種をブレンドした濃厚な合わせ味噌らーめんを喰う。ドロ系スープ。野菜もたっぷり入っている。

麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

太めの縮れ麺(札幌製麺)
具:チャーシュー小1枚、ゆで玉子、海苔、メンマ、キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、人参。
スープ:豚骨・鶏がらベース。赤味噌・白味噌・十勝産味噌(渋谷醸造)の3種をブレンド。
寸評:帯広清流店で何度か合わせ味噌ラーメンを食しているが、3種の味噌を合わせることで、まろやかな甘み、旨みはあるのだが、塩気が少ないせいか訴求力がぼやけているようにも思える。基本ラーメンでも野菜がたっぷり入っていて栄養のバランスは良く、手ごろな料金も好印象。
(平成26年10月13日探訪)
●注文:十勝醤油らーめん(690円)
十勝醤油らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 本別・渋谷醸造の醤油を使用した十勝醤油らーめんを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:太めの縮れ麺(札幌製麺)
具:チャーシュー小1枚、海苔、メンマ、白髪ねぎ
スープ:豚骨・鶏がらベース、どろりとした濃厚なこっさり系
寸評:個人的には十勝醤油らーめんがスープの力強さが伝わってきて一押しである。
(平成26年10月25日再訪、11月7日再訪)

上川町「らーめん道 あさひ食堂」

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あさひ食堂、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 9年振りに上川町を訪れると、駅周辺は再開発事業で様変わりしていた。「きよし食堂」「ゴードーしばやま」のある原田通り(通称)を走行していくと、「あさひ食堂」が見えてくる。昭和45年(1970)創業の「上川町ラーメン日本一の会」所属の代表的な店。東京新宿に姉妹店「北海道らーめん 夕やけ」がある。

・参考記事
ウェブマガジンカムイミンタラ・ラーメン日本一の開上川町

■場所:上川町南町135 
■営業時間:11時~15時30分、17時~20時(月曜は15時30分まで)
■定休日:不定休
■駐車場:あり
公式HP

店内、クリックでオリジナルサイズ

 食堂らしい店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。客席に灰皿なし(カウンター禁煙)。渡辺謙「許されざる者」のポスターが貼ってある。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 ラーメンのほか、食堂メニューもある。
●注文:幻のしおらぁめん(930円)
幻のしおらぁめん、クリックでオリジナルサイズ

 1日20食限定、幻のしおらぁめんを喰う。松の実、白髪ねぎ、擦りごまが付く。食べ方のレクチャーがあり、最初は何も入れず、次に白髪ねぎ、松の実、擦りごまの順に入れて味わう。

幻のしおらぁめん、クリックでオリジナルサイズ

 清湯系のスープに鶏チャーシュー、糸唐辛子が浮かぶ。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(三輪商事)
具:鶏チャーシュー小3枚、糸唐辛子、白髪ねぎ、松の実、擦りごま
スープ:鶏がらベースの清湯系。サロマ湖の天然塩使用。
寸評:9年前は一番人気の特味噌を食したが、今回は幻のしおらぁめんを注文。サロマ湖の海水で抽出した自然塩は甘みのある深い味わい。鶏がらベースらしいが、動物系の風味は抑えている。白髪ねぎ、松の実、擦りごまを順に入れて食すと風味が変わっていくのが面白い。石狩川源流の湧水で作り上げた白っぽい麺が特徴だが、塩スープだとあまり違和感はない。
(平成26年11月1日再訪)

音更町「そば香房 わ膳」

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そば香房 わ膳、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 9月26日、「麺やおこや」隣の「パブ遊歌」跡に「そば香房 わ膳」がオープンした。建物の裏手からも出入りできるので、駐車しやすい。店名の由来は、“わ”は「和み」を表し、“膳”は「体に善いもの」と「お膳」を掛けている。

■場所:音更町木野大通西9-2-9創和ビル 1F
■営業時間:11時~15時、17時~20時
■定休日:水曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 広い店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内禁煙。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 温かいそば、冷たいそば各種あり。やや高めの価格設定。
●注文:ざるそば(780円)
ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 そば皿に盛られたざるそば、盛り切りのつけ汁、薬味のねぎ・きざみわさび・白ごま、漬物、そば湯が付く。
ざるそば、クリックでオリジナルサイズ ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 そばは極淡褐色やや細め。江丹別産の丸抜き石臼挽き粉を仕入れ、そば粉9.5割で手打ちしている。噛み心地と喉越しのバランスが良い。つけ汁は甘くも辛くもない適度な塩梅かと。茎入りのわさびは珍しいが食べると結構辛い。漬物は業務用のつぼ漬けだが、箸休めにしては少々甘すぎる。
  (平成26年10月31日探訪)
●注文:かしわそば(900円)
かしわそば、クリックでオリジナルサイズ

 温かいかしわそば、薬味皿に干し小エビ、テンカス、漬物が付く。

かしわそば、クリックでオリジナルサイズ

 日高昆布と熟成本枯節で出汁を取った甘汁。やや甘めの淡くさっぱりした飲み口。
かしわそば、クリックでオリジナルサイズ かしわそば、クリックでオリジナルサイズ

 柔らかい鶏肉とねぎが入っている。つるつるとした喉越しの良いそば。
(平成26年11月20日再訪)

居酒屋ラーメンシリーズ:帯広市「炙りBar 紅志」

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炙りBar 紅志、クリックでオリジナルサイズ

 今年の3月に「居酒屋 紅志」(海魚軒)の店主が病気療養で店を閉めたが、新たな店主(U氏)が引継ぎ、6月27日に「炙りBar 紅志」をオープンさせた。U氏は数年前に前店主の下で働いていたという。11月22日から昼の部(らーめんと定食の店)がスタートしている。

■場所:帯広市西6条南14-2
■営業時間:(昼の部)11時30分~15時(LO14時30分)、(夜の部)17時~24時
■定休日:木曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 入り口で靴を脱いで店内に入る。以前とほぼ同じ店内に、カウンター・座卓を配置。店内喫煙可。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 昼の部メニューには、塩らーめんの他、セットメニュー、豚丼などがある。
●注文:こく旨鶏塩らーめん(680円)
こく旨鶏塩らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 鶏がらベースのこく旨鶏塩らーめんを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(保刈製麺)
具:鶏チャーシューミニ3枚、海苔、煮たまご、白髪ねぎ
スープ:鶏がらベースこっさり系の塩味。魚だし(鰹節)もブレンド。
寸評:濃厚な鶏がらベースにほのかな鰹だしが馴染み、黄濁したスープはこくのある旨みとキレがある。海魚軒時代の魚介のイメージがあったが、見事に打ち砕いてくれた。
(平成26年11月22日探訪、28日再訪)
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