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休業・廃業店舗のお知らせ


休業・廃業店舗のお知らせ

【NEW OPEN】 夜の盛り場ラーメンシリーズ:帯広市「らーめん店 ありがとう」

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ありがとう、クリックでオリジナルサイズ

 平成26年11月29日、平原通りの柳月西2条店跡に「らーめん店 ありがとう」が出店した。「料理店 DOOMO(どーも)」系列の姉妹店。開店時間が今まで21時と遅かったが、今年の3月28日から16時開店となり利用しやすくなった。
(3月16日から27日の間、ランチタイム営業があったが現在中止となった。)

■場所:帯広市西2条南10丁目2
■営業時間:16時~翌4時(LO3時30分)
■定休日:日曜
■駐車場:なし

店内、クリックでオリジナルサイズ

 シンプルですっきりした店内。1階がカウンター席、2階がテーブル席。店内喫煙可。

ランチメニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 「料理店 DOOMO(どーも)」で提供してメニューが基本。こってり、あっさりがある。ランチメニューは中止になった。
●注文:醤油らあめん(780円)
醤油らあめん、クリックでオリジナルサイズ

 濃厚こってり系の醤油らあめんを喰う。小皿に卸生姜。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(保刈製麺)
具:チャーシューミニ2枚、ゆで卵、わかめ、きくらげ、メンマ、刻みねぎ
スープ:豚骨ベースの濃厚こってり系。背脂が浮いている。
寸評:ランチタイムに出かける。豚骨ベースの濃厚こってり系だが、骨をロースト処理してるせいか、臭みはあまり感じられない。途中で、小皿の卸生姜を投入すると、さっぱりした飲み口となる。麺は保刈製麺の#22あたりと思われるが、硬めに茹でている。
(ランチタイム営業時は、卸生姜が付いてきたが、30日の16時に再訪したときは卸生姜は付いていなかった。)
(平成27年3月25日探訪、3月30日再訪)
●注文:塩らあめん(850円)
塩らあめん、クリックでオリジナルサイズ

 あっさり魚介系の塩らあめんを喰う。小皿に卸生姜。
麺、クリックでオリジナルサイズ つみれ、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(保刈製麺)
具:つみれ、ゆで卵、わかめ、きくらげ、メンマ、水菜、白髪ねぎ、白ゴマ
スープ:あっさりした魚介系(帆立・しじみ・鰹節・昆布・鯛)、野菜。
寸評:ランチタイムに出かける。あっさりした中にも体に優しいスープだが、ぬるめのスープがちょっと残念。つみれは美味也。
(平成27年3月27日再訪)

【冬季限定営業】 隠れラーメンシリーズ:帯広市「らーめん羽生(HABU)本店」

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羽生本店、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 南7丁目通りから斜めの東親睦通りに入るのだが、ちょっと分かりにくい。電信通りから入るとさらに分かりにくい場所にある。
 平成9年(1997)6月、札幌でチェーン展開していた「元祖旭川ラーメン天山」のFC店「天山帯広店」として開業。平成11年(1999)7月にチェーン店から独立して「らーめん羽生(はぶ)」を起こす。店名の羽生(はぶ)は店主の姓から由来。ラーメン屋に衣替えする前は、同じ場所で「きっちんはうす羽生(はにゅう)」を営業していた。平成12年(2000)5月に「羽生緑ヶ丘店」を出店。本店、緑ヶ丘店以外は、幕別、西帯広、音更、北見などに移転を繰り返していたが、数年前から帯広カントリークラブ内「レストランWELCOME BACK店」で、ゴルフ場営業期間のみ営業している。それに伴い、本店は冬季のみの営業に縮小(平成26年度は12月9日から翌年4月上旬まで)。

■場所:帯広市東6条南7丁目9-1
■営業時間:11時~14時30分
■営業期間:冬季のみの営業
■定休日:月曜(祝日営業)
■駐車場:有り(数台分)

■「緑ヶ丘店」:帯広市西11条南17丁目
■「レストランWELCOME BACK店」:芽室町中美生5線34(帯広カントリークラブ内)

店内、クリックでオリジナルサイズ

 喫茶店風の店内に、カウンター・テーブルを配置。店内喫煙可。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 カウンター前にも掲示しているが、出前メニューで撮る。
●注文:特製羽生らーめん(800円)
特製羽生らーめん、クリックでオリジナルサイズ

 にんにく入りのピリ辛特製羽生らーめんを喰う。

麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(藤原製麺)
具:チャーシュー小1枚、メンマ、刻みねぎ
スープ:豚骨・鶏がら・魚出汁などを長時間煮出したスープ。濃厚なスープにニンニクと唐辛子をブレンドしたもの。
寸評:ニンニクと唐辛子がほど良くブレンドし、旨みのあるスープに仕上がっている。4月上旬で本店の営業は終了となり、店主らは帯広カントリークラブの「レストランWELCOME BACK店」で従事するとのこと。
(平成27年3月21日再訪)
●注文:正油らーめん(当時600円)
正油らーめん、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(藤原製麺)
具:チャーシュー小1枚、メンマ、刻みねぎ
スープ:煮干のエキスであろうか、白っぽい膜が広がっている。豚骨・鶏がら・魚出汁などの素材を長時間煮出したスープはコクがある。ややコッテリ風だが、飲み口は意外とアッサリ。
寸評:スープを一口啜ると、魚出汁(主に煮干)の独特な風味が漂ってくる。二口、三口で慣れてくるが割と個性の強い味である。藤原製麺との相性はいいようだ。個性的なスープなので、好き嫌いが分かれるかも。
(平成20年3月4日再訪)

帯広市「料理店DOOMO(どーも)」 続篇 ☆特製味噌らぁめん&豚骨赤味噌らぁめんを喰う

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料理店DOOMO(どーも、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 平成4年(1992)4月の開業で今年23周年になる。昼時は混み合うので、時間をずらして暖簾をくぐってみた。久しぶりに訪れたら、メニューも一新されていた。街中に2号店の「ありがとう」を出店。

・参考記事
帯広市「料理店DOOMO(どーも)」

■場所:帯広市西7-南7-2-5
■営業時間:11時~20時(LO19時30分)
■定休日:日曜・祝日
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 広い店内に、テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。混雑時は煙草の煙が気になる。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 ラーメンメニュー、定食メニューが充実している。
●注文:特製味噌らぁめん(750円)
特製味噌らぁめん、クリックでオリジナルサイズ

 濃厚でまろやかな特製味噌らぁめんを喰う。
 
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(保刈製麺)
具:サイコロチャーシュー数カット、ゆで卵、水菜、メンマ、モヤシ、玉ねぎ、刻みねぎ、白ごま
スープ:豚骨ベースに特製味噌を加えた濃厚こってり系スープ。背脂・マー油が浮いている。
寸評:濃厚こってり系だが、まろやかなのスープに麺がよく絡む。香ばしいマー油が絶妙。サイコロチャーシューも旨い。
(平成27年3月31日再訪、4月6日再訪)
●注文:豚骨赤味噌らぁめん(900円)
豚骨赤味噌らぁめん、クリックでオリジナルサイズ

 パンチの利いた豚骨赤味噌らぁめんを喰う。 
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(保刈製麺)
具:チャーシュー小4枚、海苔、ゆで卵、糸唐辛子、水菜、メンマ、モヤシ、玉ねぎ、刻みねぎ、白ごま
スープ:豚骨ベースに赤味噌を加えた濃厚こってり系スープ。背脂・マー油が浮いている。
寸評:特製味噌と比べると、確かにガツンとインパクトのある進化系ラーメン。たまたまなのか、マー油が広がり過ぎてくどさが気になるところ。
(平成27年4月2日再訪)

休業・廃業店舗のお知らせ

帯広市「手打そば まつはし」

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手打そば まつはし、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 公園通り(西5条)を国道38号に向かって走行し、帯広川に架かる橋を越えてすぐ右手に2階建て白壁の「手打ちそば まつはし」がある。和食畑出身の店主が平成6年(1994)に西3条南4の場所で開業したが、平成16年(2004)に現在地に移転リニューアルした。昼時の駐車場はかなり混み合う。

■場所:帯広市西5条南2丁目
■営業時間:11時30分~15時、18時~21時
■定休日:火曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 和風の明るい店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

温冷各種有り。ランチメニューが充実。
●注文:まつはしランチ(970円)
まつはしランチ、クリックでオリジナルサイズ

 笊に盛られたもりそば(小)、小鉢3品、ご飯、漬物、薬味の本わさび・ねぎ、そば徳利、そば湯が付く。

小鉢、クリックでオリジナルサイズ 本わさび、クリックでオリジナルサイズ

 小鉢は日替わりで画像は、ふろふき大根、厚焼き玉子、煮魚。伊豆天城ヶ島から取り寄せた本わさびを卸し金で擦る。

そば、クリックでオリジナルサイズ そば、クリックでオリジナルサイズ

 そばは白っぽい更科系そば。横山製粉から仕入れた道内産(幌加内産)の石臼挽きそば粉、つなぎには横山製粉の横綱を使用。二八で手打ちした並太のそばは喉越しが良く、適度なこしも感じられる。つけ汁は甘くも辛すぎることもなく丁度よい塩梅。擦り卸した本わさびをそばの上にぶっかけて手繰ると、香り豊かな本わさびの風味が鼻腔をくすぐる。小鉢が日替わりで変るので、和食好きには堪らない。
(平成27年2月24日再訪、4月8日再訪)

【復活OPEN】 夜の盛り場ラーメンシリーズ:帯広市「帯広らーめん とんめん」

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とんめん、クリックでオリジナルサイズ

 4月10日、「とんめん」が3年ぶりに復活オープンした(4月上旬にプレオープン)。「とんめん」は、同場所で営業していたが、平成24年3月で閉店し、その跡に姉妹店の「鳥彦」が入居していた。同年9月には、タイのバンコクで「とんめん」を出店して話題になったが、競合店が増えたりなどの諸事情で店仕舞いしたそうだ。店長はバンコクから戻ってきて復帰している。

・参考記事
タイにラーメン店出店(勝毎記事)
【閉店】 夜の盛り場ラーメンシリーズ:帯広市「帯広らーめん とんめん」

■場所:帯広市西2条南9丁目20-2
■営業時間:18時~翌5時
■定休日:日曜・祝日
■駐車場:なし

店内、クリックでオリジナルサイズ

 居酒屋風の店内にカウンター・テーブル・(2卓)・小上がりを配置。店内喫煙可。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 基本味のほか、肉にららーめん、ラージャンめんなどあり。
 
●注文:しおらーめん(800円)
しお、クリックでオリジナルサイズ

 「らーめんチャイナ」の流れを汲む白濁こっさり系のしおらーめんを喰う。

麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中細麺(小林製麺)
具:チャーシューミニ3枚、海苔、メンマ、ナルト、刻みねぎ
スープ:豚骨ベース白湯こっさり系
寸評:見た目は濃厚だが、さらりとした飲み口である。藤原製麺から小林製麺の細めの麺に替えて、つるりとした食感の麺なので、余計にあっさりとした印象を受ける。
(平成27年4月7日再訪、4月25日再訪)

休業・廃業店舗のお知らせ

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 ユーザーから閉店情報が寄せられ、田舎そば本店に行って確認したところ、今年2月上旬に店仕舞いしたとのこと。長い間お疲れ様です。麺魂碑に移動。

過去記事に加筆・追記

【NEW OPEN】帯広市「麺屋からなり」

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麺屋からなり、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 4月11日、土・日肉のびっくり市店内の「ぱすた・パスタ」跡(麺屋季風跡)に「麺屋からなり」がオープンした。同じ栄通りの「焼肉エリア215」で長年提供していたが、ユッケジャンラーメン専門店として出店。

■場所:帯広市西21条南4丁目2-4(土・日肉のびっくり市店内)
■営業時間:(平日)11時~21時、(土日)10時~21時 ※スープなくなり次第終了
■定休日:年中無休(年末年始休業あり)
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 木目調の床に改装。横長の店内に、カウンター・テーブル(4卓)配置。客席に灰皿は置いていない。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 ユッケジャンラーメン、もつ煮込み定食など、サイドメニューあり。

食べ方、クリックでオリジナルサイズ

 ユッケジャンラーメンの食べ方の説明。
●注文:ユッケジャンラーメン(780円)
ユッケジャンラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 ユッケジャンラーメンを3辛で喰う。

麺、クリックでオリジナルサイズ 具、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(藤原製麺)
具:わらび、もやし、牛すじ、白ごま、刻みねぎ
スープ:牛テールスープ、コチュジャンなど
寸評:3辛は通常の辛さで、舌にぴりぴりするほどではなく食べやすい。スープは最後まで熱々で頂けた。
小ライス、クリックでオリジナルサイズ カクテキポット、クリックでオリジナルサイズ クッパ、クリックでオリジナルサイズ
 小ライスがサービスで付くので、ユッケジャンクッパにして食す。カクテキ入ポットにサービスのカクテキが入っている。
(平成27年4月14探訪、4月26日再訪)

過去記事に加筆・追記

【NEW OPEN】 帯広市「大衆ラーメン 州々亭」

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大衆ラーメン 州々亭、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 4月16日、春駒通りの「ラーメン来杏」跡に、「大衆ラーメン 州々亭」がオープンした。店名は店主の名前から採用。店主は長年、ラーメン屋を開業するのが夢だったそうで、食べ歩きしながら自宅でもラーメン作りに励んでいたという。定年退職後に長年の夢を果たすことになった。

帯広市西19条南5丁目24-19
■営業時間:11時15分~14時、17時~19時(5月16日から昼のみの11時~15時に変更)
■定休日:火曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 ほとんど居抜きの状態だが、改装を行っている。客席はカウンター・テーブル(2卓)。テーブルは以前のお好み屋からのものを塗り直している。客席に灰皿は置いていない。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 基本3味、チャ―マヨ丼などあり。
●注文:醤油ラーメン(650円)
醤油ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 昔懐かしい懐古系の醤油ラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(西田製麺)
具:チャーシューミニ2枚、海苔、メンマ、煮たまご、ほうれん草、ナルト、麩、刻みねぎ
スープ:豚骨(豚足)・鶏ガラベースのややあっさり系醤油味
寸評:昔懐かしい味わいに心和ませてくれる醤油ラーメンだ。あっさりした中にも、こくが広がり、具の種類も多くバラエティで好印象。
(平成27年4月29日探訪)
●注文:しおラーメン(650円)
しおラーメン、クリックでオリジナルサイズ

 沖縄の海塩を使用したしおラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中麺(西田製麺)
具:チャーシューミニ1枚、海苔、メンマ、煮たまご、ほうれん草、ナルト、麩、刻みねぎ
スープ:豚骨(豚足)・鶏ガラベースのややあっさり系塩味
寸評:沖縄から取り寄せた海塩が入ったスープはまろやかで旨みのある味わいである。メニュートップに来ているのが納得できる。
(平成27年5月6日再訪)

【NEW OPEN】 隠れそばシリーズ:新得町「そば家 めいじえん」

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そば家めいじえん、クリックでオリジナルサイズ 看板、クリックでオリジナルサイズ

GW期間中の5月2日、新得町の「おつけもの食堂勘吉匠」跡に「そば家 めいじえん」がオープンした。「キョウショク 十勝漬本舗」の敷地内にあるが、国道沿いにそばの幟と脇道の入口には看板が立っている。

■場所:新得町元町66番地3
■営業時間:11時~15時(なくなり次第終了)
■定休日:木曜
■駐車場:有り(道路向こう側にも町営駐車場有)

そば家めいじえん、クリックでオリジナルサイズ そば家めいじえん、クリックでオリジナルサイズ

 門をくぐって玄関に向かう。厨房で忙しそうに働く筒淵店長を発見。かつて、札内川近くで「明治園」を経営していた方だ。「明治園」が移転したり、名前を変えて移転する度に、私も追っかけてきたが、ひらがなとはいえ「明治園」が復活するとは思いもよらなかった。筒淵店長は「農志塾」で10年に渡って店長を務めていたが、今年の2月に辞めて新店舗の準備をしていたようだ。

明治園、クリックでオリジナルサイズ
↑「ふるさととかち1990年11月号」より
 昭和61年(1986)10月、筒淵さんは脱サラして、札内川近くの東10条南15丁目において、「明治園」を開業した。忠類村村長が住んでいた住宅を地権者が敷地内に移築した建物を店舗に利用する。14年間ここで営業していたが、土地区画整理で立ち退くことになり、平成11年(1999)10月中旬に幕別町千住に移転する。平成14年(2002)4月上旬、帯広農高前の「ドミテルホテル・ホリデー1F」に移転するも、制約条件が多くて半年で撤退。平成14年(2002)11月中旬、帯広市西13‐南40の「伊名田屋」跡に「矢車」に名称変更して移転する。平成16年(2004)11月に立ち退きで撤退し、一時大通の居酒屋「味食屋」に間借りして昼間だけ営業していた。その後、平成17年(2005)7月から「農志塾」で10年間、従事していた。立ち退き等で移転を余儀なくされたが、13年振りに「明治園(めいじえん)」を再興することができたのは喜ばしい。

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 広々した店内に、テーブル・座卓を配置。店内禁煙。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
オープニングメニュー。順次増やしていくという。
●注文:ざるそば(750円)
ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 四角いセイロに盛られたざるそば、薬味のねぎ・わさび、盛切りのつけ汁、そば湯が付く。

ざるそば、クリックでオリジナルサイズ ざるそば、クリックでオリジナルサイズ

 淡褐色を帯びたやや太めのそば。新得町屈足産のぼたんそばを使用している。製粉、つなぎの比率等は聞けなかったが、食感的にはほとんど10割に近いと思われる。噛むほどに粘りが出る田舎そばだ。つけ汁は風味の良い甘くも辛すぎることもない丁度良き塩梅。

そば湯、クリックでオリジナルサイズ

 とろとろのそば湯で割って飲む至福のひと時。
(平成27年5月2日探訪)

帯広市「そば処 一粒」続篇 ☆三色ぶっかけそばを喰う

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そば処 一粒、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 平成19年(2007)8月に木賊原通(北1線通)に移転営業してから今年で8年になる。旧店舗での開業は平成16年(2004)4月。昼時は混み合うので、暖簾が掛かる直前から駐車場でしばし待機する。今年から定休日が月曜から日曜に変更になっている。

・参考記事
帯広市「そば処 一粒(いちりゅう)」(移転オープン)

■場所:帯広市西17条北2丁目15番地
■営業時間:11時~15時(麺売切れ終了あり)
■定休日:日曜
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ
 広々とした和風の店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 温冷そば各種、限定メニューもある。
●注文:三色ぶっかけそば(1,026円)
三色ぶっかけそば、クリックでオリジナルサイズ

 ぶっかけそば(山菜、納豆、とろろ、海苔、青ねぎ)、薬味皿に、ねぎ・わさび、そば徳利、そば湯が付く。
三色ぶっかけそば、クリックでオリジナルサイズ 三色ぶっかけそば、クリックでオリジナルサイズ

 三色とあるが、海苔を入れると実は4色になる。そばは薄褐色を帯びた並太で星も見える。鹿追産の特選玄そばを脱穀した丸抜きを仕入れ、店内の電動石臼で自家製粉し、繋ぎ2割で手打ちした二八そば。噛むほどに粘りがあり、しかも喉越しが良い。つゆをぶっかけてそばを手繰る。つゆは鰹節風味のやや甘い風味だが、ぶっかけにして食すと絶妙にマッチする。山菜もねばねばがあり、納豆、とろろの重層したねばねば感が堪らない一品である。
(平成27年5月7日再訪)

音更町「ラーメン&ドリンクの店 さぼりや」 続篇(2代目店長) ☆えびしょうゆらーめんを喰う

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ラーメン&ドリンクの店 さぼりや、クリックでオリジナルサイズ

 今年の3月31日で一旦閉店していたが、4月22日に謎の復活を果たした。初代の女性店長が一身上の都合で辞めた後、以前から従業員として働いていた女性が2代目店長となり、人員を補充して4人体制で再開することになった。

・参考記事
音更町「ラーメン&ドリンクの店 さぼりや」(平成26年5月、からみそらーめん追記)

■場所:音更町木野大通東19-1-10
■営業時間:11時30分~14時、17時30分~20時(日曜・祝日はランチタイムのみ営業)
■定休日:火曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ

 カフェ風の店内に、カウンター・テーブルを配置。店内禁煙。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 ボードにメニュー札を掲示。メニューに一部値上げ有。
●注文:えびしょうゆらーめん(650円)
えびしょうゆらーめん、クリックでオリジナルサイズ

 小エビと揚げ玉入りのえびしょうゆらーめんを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ チャーシュー、クリックでオリジナルサイズ 暖スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中細麺(西田製麺)
具:チャーシュー小1枚、小エビ、海苔、メンマ、揚げ玉、刻みねぎ
スープ:豚骨ベースのあっさり系醤油味
寸評:あっさりした中にも、こくと香ばしさが広がる一杯である。チャーシューも美味なり。
(平成27年4月24日再訪、5月9日再訪)

幕別町「食膳場 森脇」 続篇(2代目店主) ☆てっぽうそば&ごぼう天そばを喰う

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食膳場 森脇、クリックでオリジナルサイズ 暖簾、クリックでオリジナルサイズ

 平成24年10月に店主の森脇恵治さんが亡くなり、娘さんが幕別に戻って2代目として店を継いだと話題にもなった。現在、営業時間は昼のみの営業になっている。

・参考記事
勝毎記事(2013/6/13)
幕別町「食膳場 森脇」

■場所:幕別町本町64-2
■営業時間:11時~14時30分
■定休日:木曜
■駐車場:有り

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 フローリングの店内に座卓が置かれている。店内喫煙可。

メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ

 そば・うどん各種有。セットメニュー充実。

オリジナル豆腐、クリックでオリジナルサイズ

最初にオリジナル豆腐が出てくる。知り合いの豆腐屋に特注で作ってもらっているそうだ。
●注文:てっぽうそば(800円)
てっぽうそば、クリックでオリジナルサイズ

 新メニューのてっぽうそば。ねぎ天、せいろに盛られたもりそば、盛切りのつけ汁、薬味のわさび、そば湯が付く。

ねぎ天、クリックでオリジナルサイズ

 とろ~りと甘いねぎ天。

そば、クリックでオリジナルサイズ そば、クリックでオリジナルサイズ

 褐色を帯びたやや太めのそば。JA幕別から仕入れた幕別産のそば粉を仕入れ、繋ぎなしの10割で手打ちしている。噛むほどにそばの甘みともぐもぐした食感を堪能できる。つけ汁は見た目と違い、きりりとした辛めに仕上がっている。ねぎ天とそばを交互に浸けながら食すと実に味わい深い。
(平成27年4月22日再訪)
●注文:ごぼう天そば(850円)
ごぼう天そば、クリックでオリジナルサイズ

 ごぼう天、冷やしそば(ねぎ・わさび)、そば湯が付く。
ごぼう天、クリックでオリジナルサイズ ごぼう天、クリックでオリジナルサイズ

 肉厚で巨大なごぼう天(ごぼう・人参・玉ねぎ)は4等分に分割しているが、最後まで完食するのはひと苦労する。余ったら、持ち帰りも可。

そば、クリックでオリジナルサイズ そば、クリックでオリジナルサイズ

 つけ汁と違い、冷やしたかけつゆは甘めに仕上げている。さっぱりとした食感で、ごぼう天を完食すると達成感が味わえる。
(平成27年5月8日再訪)

過去記事に加筆・追記

【リニューアル再開】 帯広市「日暮れ食堂 小麦の木」

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日暮れ食 小麦の木、クリックでオリジナルサイズ

 競馬場内とかちむらの「十勝拉麺 labo 小麦の木」に専念するため、旧店舗は閉鎖していたが、4月16日、2年振りに「日暮れ食堂 小麦の木」としてリニューアルオープンした。夜限定の営業で、「十勝拉麺 labo 小麦の木」はランチタイムの営業になる。

■場所:帯広市西16南6の30わかばビル1F
■営業時間: 18時~22時30分(LO)
■定休日: 火曜
■駐車場:有り
店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 中華系BGMが流れる洒落た店内にカウンター・テーブルを配置。窓外に庭園が見える。客席に灰皿は置いていない。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 「とかちむら」店とは違い、メニューはかなり充実している。
●注文:地粉ワンタン麺(900円)
地粉ワンタン麺、クリックでオリジナルサイズ

 つるぷるのワンタンが入った地粉ワンタン麺を喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ ワンタン、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ


麺:ストレート細麺(自家製)
具:ワンタン5個、メンマ、刻みねぎ
スープ:豚骨・鶏がらベースのこっさり系醤油味
寸評:スープは見た目とは違い飲み口はあっさりで後味もいい。麺は自家製のストレート細麺で、喉越しの良い滑らかな食感。ぷりっとした食感でつるりとした喉越しのワンタンも旨い。
(平成27年5月2菊橡)

足寄町「中華 北京楼」

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中華 北京楼、クリックでオリジナルサイズ

 フクハラ足寄店の裏手にあるが、国道242号から離れているので、ほとんど地元客しか知らない場所にある。
 女性店主と、定年退職した旦那さん、パートの3人で切り盛りしている。開業したのは今年で40年目というので、昭和50年(1975)だろう。女主人は、てっきり2代目かと思ったが創業者だという。他の客にも2代目と思われるらしい。40数年前に、当時道内では珍しかった函館の調理師専門学校に入学。その後、函館の中華料理店で修業し足寄に帰って「中華 北京楼」を開業したというのだ。今でこそ、女性の中華料理人は見かけるが、当時としてはかなり珍しかったようだ。

■場所:足寄町西町5丁目2
■営業時間:11時~14時、17時~20時
■定休日:不定休(月に3回ぐらい)
■駐車場:なし(店前の道路は駐禁ではない)

店内、クリックでオリジナルサイズ 店内、クリックでオリジナルサイズ

 いかにも中華料理店といった感じの店内。開業当時のままだという。カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内喫煙可。
メニュー、クリックでオリジナルサイズ メニュー、クリックでオリジナルサイズ
 7年前と同じ料金設定のメニュー。日本語でも表記している。
●注文:みそラーメン(700円)
みそラーメン、クリックでオリジナルサイズ

函館で修業した女店主が腕を振るうみそラーメンを喰う。
麺、クリックでオリジナルサイズ 豚肉、クリックでオリジナルサイズ スープ、クリックでオリジナルサイズ

麺:縮れ中太麺(西山製麺)
具:豚肉、白菜、玉ねぎ、わかめ、刻みねぎ、白ごま
スープ:鶏ガラベースの清湯系味噌味
寸評:清湯系スープが味わえるように味噌の風味は控えめにし、あっさりした中にもコクが広がる。メニューを見ると7年前とまったく同じ料金で感心した。
(平成27年5月12日再訪)
●注文:五目ラーメン(600円)
五目ラーメン、クリックでオリジナルサイズ

塩味と醤油味があるが、塩味で注文。
麺:縮れ中麺(西山製麺)
具:イカ、ウズラの卵、豚肉、キクラゲ、白菜、人参、タケノコ、ピーマン
スープ:清湯(チンタン)系のアッサリした旨口スープ。
寸評:私事で恐縮だが、何年か前まで十勝管内の麺類提供店【食破計画】を実践していたが、My備忘録(平成15年7月22日記)において当店の芳醇な五目ラーメンを人知れず絶賛したものだ。今またあの時の記憶が蘇ってきた。鶉の卵が1/2カットになっていたのはご愛嬌として、600円据え置きというのは食材高騰の折り驚くべきことである。
(平成20年3月26日再訪)
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